マーケティング

マーケティング用語集

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【た】【ち】【つ】【て】【と】

ターゲットセグメンテーション

マーケティング対象を住所、年齢、性別、価値観などさまざまな切り口で分け、ニーズの異なる集団として細分化し、ターゲットを絞り込むこと。

 

ターゲティングメール

ユーザーに事前に広告の配信を許可してもらったメーリングリストから、ユーザー属性(住所、年齢、興味のある分野など)のセグメント項目で配信対象者を絞り込むことができるDM型のメール広告。

 

ダイレクトマーケティング

テレビ、雑誌、新聞などのマスメディアを使ったマスマーケティングに対して、DM、メール、Fax、Telなどのダイレクトメディアを使ってコミュニケーションすること。通信販売などで、顧客とメーカーの間に取り次ぎ業者などを介さない販売形態。

 

ダイレクト・レスポンス広告

商品や企業などの認知度を高めるイメージ(ブランド)広告に対して、ダイレクトレスポンス広告は直接、顧客からの注文や問い合わせを受け付けることが目的の広告。通信販売が代表的。その商品やサービスを求める特定の顧客をターゲットに直接的に告知することでレスポンスの向上を図る。

 

ダッシュボード

必要最低限の指標を1つのウェブ画面上に整理して提示するツールのこと。

 

多変量解析

多数の変数間の相互の関係性をとらえるために使われる統計的手法の総称。主に分類や予測に使用される。分析手法は、重回帰分析、判別分析、因子分析、クラスター分析、数量化分析など、多岐に渡る。例えば、売上などの予測を目的として、その因果関係を数式でモデル化する際などに使用される。

 
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【た】【ち】【つ】【て】【と】

チャネル

製品を消費者まで届けるための流通経路。消費者への到達経路という広い観点からコミュニケーションチャネル、流通チャネル、販売チャネルの3つに分けて考える場合もある。顧客とのコミュニケーションを重視する現在のマーケティングにおいて、コミュニケーションチャネルの設計と活用は重要な要素となってきております。消費者にメッセージをどのようにとどけ、消費者からのメッセージをいかに収集するか、流通や販売だけでなくメッセージの重要性はますます高まっています。

 

チャネル・カバレッジ

流通経路ごとの市場配荷率。自社の製品やサービスの市場シェア拡大するためにマーケティング・ミックスを展開する場合、チャネル・カバレッジが低い流通経路(業者)利用して展開した場合、想定した露出や配荷ができず、消費者が他の競合製品に流れてしまう機会損失が発生します。こういった観点から、マーケティング戦略策定においての重要な要素として検討する必要があります。

 

チャネル・マネジメント

チャネルを適切に管理、運営すること。市場競争において自社の優位性を確立するためには、構築したチャネルを適切に管理、運用する必要があります。チャネルを構成するメンバー間の関係調整やメンバーを通した顧客との関係構築も重要な要素のひとつとなります。チャネル・メンバーとの良好な関係性を維持しながら最終顧客とのダイレクトな関係性を構築してゆくことが重要な課題といえます。

 
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【た】【ち】【つ】【て】【と】

ティーザー広告

ティーザー広告とは、商品を直接取り上げずに断片的な情報のみを公開し、消費者の興味を引くことを意図したプロモーション手法のことを指します。新聞広告やCM、Webサイトなどで情報を小出しにし、消費者を焦らす(tease)ことで新商品発売前の好奇心や興味を集め、期待を膨らませることを目的にしています。ティザー広告、じらし広告、覆面広告とも呼ばれています。

 

テイラードマーケティング

個々の顧客に対して個別に対応するマーケティングの手法のこと。一般的には、市場全体を対象とする「マス・マーケティング」と対比的に使われることが多い。ウェブサイトやインターネットを活用したものを特に「ワントゥワン・マーケティング」と呼び、現在ではこちらのほうが一般的になっている。「テイラード tailored」というのは「仕立てられた」とか「オーダーメイドの」といった意味で、個別の顧客の要求に合わせて商品やサービスを提供する手法であることからこのように命名されている。

 

テスト・マトリックス

テストの全体像を碁盤の眼のような表として、縦横の配列に表したもの。(Test Matrix)調査対象の数量や品名を縦横のマスに書き入れ、マトリックスで全体の数字を把握する。

 

テレマーケティング(telemarketing)

電話で顧客と連絡を取り、商品の販売に結びつけるマーケティング手法。インバウンド方式とアウトバウンド方式の2種類があり、インバウンド方式は、基本的に顧客からの電話が掛かってくるのを待ち、主に受付業務を行う手法、アウトバウンド方式は、顧客に電話を掛けて積極的に商品の紹介や販売を行う手法である。

 

デマンドジェネレーション(Demand Generation)

2005年頃からアメリカで使われだした言葉で、営業部門へ渡す「見込み案件の創出・発掘」の活動全般を指す。展示会、セミナー、Web、メール、テレマーケティング、DM、広告など非常に多くの要素で構成されている範囲の広い言葉。直訳では「需要創出」となるが、BtoBでは「営業案件創出」と理解した方がわかりやすい。

 

デモグラフィックデータ

消費者の属性データ。年齢、性別、所得、職業などを指す。

 

データウェアハウス

時系列に蓄積されたデータの中から、各項目間の関連性を分析するシステム。単純な集計では明らかにならなかった各要素間の関連を洗い出してくれる。

 

データベースマーケティング

顧客の属性や過去の購買傾向をデータベースに記録して区分し、それぞれの顧客に合ったサービスを提供するマーケティング手法。過去に商品を購入していった既存の顧客を継続的に管理し、顧客あたりの購入額を増やすことが主な目的。

 

データマイニング

企業に大量に蓄積されるデータを解析し、その中に潜む項目間の相関関係やパターンなどを探し出す技術。

 

データ・マイニング

企業に大量に蓄積されるデータを解析し、その中に潜む項目間の相関関係やパターンなどを探し出す技術。

 
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【た】【ち】【つ】【て】【と】

トラッキング

特定の条件に基づいて追跡し、情報を得ること。インターネット上のトラッキングでは、ログ解析やクッキーがよく利用される。

 

トレーサビリティ

トレーサビリティとは、英語の「トレース(Trace:足跡をたどる)」と「アビリティ(Ability:できること)」の合成語で、もともとは工業製品などの商品の履歴、所在を追跡する方法の概念。マーケティングにおけるトレーサビリティとは、メールマガジンからのアクセス、Webサイト内での行動履歴などを追跡することで、興味の度合いを量ることなどを指す。

 

トレードオフ

両立し得ない関係性。一方をとると他方を失うということ。高品質と低価格の両立など、マーケティングにおいては常にぶつかる課題です。しかし、このトレードオフの関係を解消することで、新たなビジネスを創造することが可能となります。

 

ドミナント戦略

ドミナント(dominant)は、「支配的な」「優勢な」「優位に立つ」という意味を持つ言葉です。小売業がチェーン展開をする場合に、地域を特定し、その特定地域内に集中した店舗展開を行うことで経営効率を高める一方で、地域内でのシェアを拡大し、他小売業の優位に立つことを狙う戦略をドミナント戦略といいます。ここで、集中して多店舗展開を行う対象となる地域をドミナントエリアと呼びます。

 
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